クワガタソウ

鍬形草

双子葉、合弁花、 オオバコ科 (以前は ゴマノハグサ科)、 クワガタソウ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:15〜30センチ
茎は根際で分枝して、直立〜斜上し、曲がった白毛が散生する。
葉は長さ1〜5センチの尖った卵形で対生し、 下部のものは小さいが、上部のものは大きい。 鈍い鋸歯があり、裏に毛があり、表にも毛がわずかにある。
上部の葉腋から総状花序を出し、 直径8〜13ミリの淡紅紫色の花を1〜5個つける。 花弁は4枚あり、紅紫色の筋がある。 萼片も4枚あり、雄しべが2本、雌しべが1本ある。 花後には花弁がバラバラに落ちるのではなく、 花冠ごと落ちる。
果実は3角状扇形の刮ハで、萼が兜の鍬形のような形で残る。 種子は扁平な楕円形である。

(2017/6/6)


葉は尖った卵形で鋸歯があり、裏に毛がある。(2017/5/19)


果実は3角状扇形で、萼が鍬形のように残る。(2017/5/19)


(2017/6/6)


開きかかった刮ハを上から見たところ。(2017/6/6)


茎には曲がった白毛がある。(2017/5/19)


茎は上方で分枝する。(2017/5/19)


花は青紫色で、長い雌しべと2本の雄しべが花冠から突き出る。 (2019/11/29)


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