キツネノボタン
狐の牡丹
双子葉、離弁花、
キンポウゲ科、
キンポウゲ属、湿生、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 4月〜7月
高さ:30〜60センチ
田のあぜなどに生える。
茎は上部でよく分枝し、緑色で無毛である。
根生葉は3出複葉で長い柄があり、小葉がさらに3裂する。
茎葉は葉柄が短く、互生する。
分枝した枝先に直径1〜1.5センチの黄色い5弁花をつける。
花弁に光沢がある。
そう果が直径約1センチの球状に集まった金平糖状の集合果をつける。
そう果のとがった先が鉤状に曲がる。
識別点:
キツネノボタン、
ケキツネノボタン
キツネノボタン :そう果の先が曲がり、茎は無毛で、小葉の切れこみが浅く、鋸歯はとがらない。
ケキツネノボタン:そう果の先が曲がらず、茎に毛があり、小葉の切れこみが深く、鋸歯がとがる。
黄色い5弁花が咲く。花弁に光沢がある。(2010/3/20)
通常は5弁であるが、6弁の花もある。(2010/4/21)
そう果の先がまがる。茎葉も深く切れ込む。
茎の上部では、(3出複葉ではなく)3深裂した単葉となる。裂片には荒い鋸歯がある。(2023/5/6)
上部でよく枝分かれする。
(2015/6/1)
個々のそう果は広倒卵形で、扁平。
枯れた果実?(2017/5/31)
蕾に稜が5つある。(2015/7/2)
茎に毛がない。
水辺などに生える。根生葉や下部の葉は3出複葉。(2016/5/5)
小葉の切れ込みが深くないものもある。(2015/7/2)
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