ケキツネノボタン

毛狐の牡丹

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 キンポウゲ属、湿生、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 3月〜7月
高さ:40〜60センチ
田のあぜや湿地に生える。
茎は上部でよく分枝し、緑色で開出毛がある。
根生葉は3出複葉で長い柄があり、小葉がさらに深く3裂し、鋭い鋸歯がある。 茎葉は互生し、柄が短い。 葉にも開出毛が多い。
枝先に直径約1.2センチの黄色い5弁花を1個つける。 花弁に光沢がある。
そう果が直径約1センチの球状に集まった金平糖状の集合果をつける。 個々のそう果は広倒卵形で、扁平であり、 そう果のとがった先は曲がらない。

識別点: キツネノボタンケキツネノボタン
  キツネノボタン :そう果の先が巻き、茎は無毛で、小葉の切れこみが浅く、鋸歯はとがらない。
  ケキツネノボタン:そう果の先が巻かず、茎に毛があり、小葉の切れこみが深く、鋸歯がとがる。



花は5弁。


蕾に稜が5つある。(2015/4/14)


茎は緑色で、上部で分枝する。


そう果の先はまがらない。


(2017/6/29)


そう果は広倒卵形で、先が尖る。 (2015/7/11)


そう果は扁平。(2013/7/13)


茎に毛がある。


葉柄や葉にも毛がある。(2010/4/24)


全体に毛深い。(2015/4/12)


葉は3出複葉。(2017/4/22)


小葉の切れ込みが深く、鋸歯がとがる。




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