キジョラン
鬼女蘭
双子葉、合弁花、
ガガイモ科
または
キョウチクトウ科、
キジョラン属、つる性、常緑、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:40〜80センチ
常緑樹林などに生え、つるでからむ。
基部は木質化する。
葉は直径10センチ前後の卵円形で、先が短くとがり、
全縁で、葉柄があって対生する。
葉腋から出る短い花柄を持つ散形花序に、
直径約4ミリの小さい黄白色の花をいくつもつける。
花は鐘形で先が5中裂し、
裂片が広がり始める喉部分に毛がある。
中央部には副花冠とずい柱がある。
長卵形で長さ13〜15センチの大きい袋果ができ、
縦に裂開すると長い白毛のある褐色の種子が風にのって飛ぶ。
(この長い白い冠毛を髪を振り乱した鬼女に例えて名づけされたという。)
茎や葉を傷つけると、有毒な白い乳液が出る。
アサギマダラ蝶の食草でもある。
アサギマダラの幼虫は、
葉脈に溝を切って乳液の分泌を止めて食べると言われている。
また、アサギマダラは体内に毒を蓄積しているので鳥に食べられないという説もある。
葉は大きさ10センチ前後の卵円形で、深緑色で光沢がある。(2015/10/19)
葉は全縁で先が短くとがり、対生する。
(2022/11/2)
つるが旺盛に茂る。
(2022/11/2)
つるは左を内側にして巻き付く。
(2022/11/2)
葉腋から出る短い花柄に、小花の蕾が散形状につく。葉は対生していることがはっきりわかる。
(2022/11/2)
花は小さな釣鐘形で、先が5裂する。
(2022/11/2)
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