カワラナデシコ

河原撫子

双子葉、離弁花、 ナデシコ科、 ナデシコ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:30〜80センチ
別名:ナデシコ
茎は根元から叢生し、粉白色を帯びる。
葉は対生し、長さ3〜9センチの線形〜披針形で、基部は茎を抱く。 無毛で葉柄はなく、粉白色をおびる。
茎の上部が枝分かれし、枝先に直径4〜5センチの5弁花が単生する。 色は淡紅紫色が多く、花びらの先が糸状に裂けている。 萼は長さ3〜4センチと長く、基部は筒状となっている。
刮ハは細長くて稜があり、先がとがる。 熟すと先が5裂して、赤褐色で翼のある種子が出る。

識別点: カワラナデシコ、 ハマナデシコ、ノハラナデシコ :
カワラナデシコ:葉は線形〜披針形、花径3センチ余、花弁先糸状裂、花は枝先に単生。
ハマナデシコ :葉は厚くて光沢あり、花径1.5センチ、花弁先細裂、花は枝先に密集。
ノハラナデシコ:全体に毛、花径1センチ余、花弁は細くて斑点あり先が不規則裂、花は枝先に単生。



花弁は5枚、花柱は2本ある。(2017/6/11)


葉は線形で茎を半ば抱き、粉白色を帯び、対生する。 (2015/6/15)


葉が被針形のもある。


花弁は淡紅紫色で、先が糸状に裂けている。 (2018/6/24)


(2018/6/24)


花は萼筒が長い。(2017/6/29)




茎は高くのびる。(2015/5/25)


苗の時の葉は線形ではなくて長楕円形。(2021/10/24)


丈のあまり高くならない品種もある。 (2015/12/5)


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