カルドン


双子葉、合弁花、 キク科、 チョウセンアザミ属 花は筒状花のみ、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:1.5〜2メートル
チョウセンアザミ の野生種であり、総苞片が棘状となる点等が異なる。 栽培もされているが雑草扱いもされている。
茎は太く、小さな棘に覆われており、叢生する。 ロゼットで越冬するが、暖かくなると立ち上がる。
葉は長さ50〜80センチと大きく、2回羽状に深裂し、やや硬く、 葉裏に白い綿毛が密生する。小葉の先端は棘状になる。 茎葉は互生する。
茎先に赤紫色の筒状花のみからなり、 直径10〜15センチにもなる頭花をつける。
総苞片の先は鋭い棘になっている。
そう果には淡褐色の長い冠毛がついている。
茎を蒸して食べるが、 チョウセンアザミのように、 若い蕾の萼状の苞片の裏側も食べることができる。
地中海沿岸原産。

拳ぐらいの大きな花が咲く。(2015/5/6)


花の下部の総苞片の先は棘となる。そう果の冠毛は褐色。(2015/7/2)


(2017/6/6)


チョウセンアザミ。総苞片の先はとがるが、棘とはならない。


全体は直径2メートル以上の大きさとなる。(2015/5/6)


葉の裏だけでなく、表も白緑色の品種を見ることが多い。 (2016/3/16)


葉は2回羽状に深裂し、葉裏に白い綿毛が密生する。<2015/5/6)


茎葉は互生する。(2015/7/2)


葉の裏は白いが表は緑色の品種もある。(2022/10/20)


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