カリガネソウ
雁がね草
双子葉、合弁花、
シソ科(以前は
クマツヅラ科)、
カリガネソウ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:約80センチ
茎は叢生し、4稜がある。
葉は長さ8〜13センチの広卵形で、鋸歯があり、対生する。
葉腋から出る集散花序に、淡青紫色で花冠の5裂した花をつける。
裂片はさじ状になり、上に2枚、
左右に1枚ずつと下向きに1枚のび、
下向きの裂片は大きくて、白い斑紋がある。
雄しべと花柱が上に長くのびて湾曲する。
虫が花にとまると花がたわみ、花粉と柱頭が虫の背中につく。
果実は小堅果で、
晩秋に黒い小さい4個の果実がお椀形の萼の中に詰め合わさってできる。
雄しべと花柱が高くのびて、前へ湾曲する。(2010/11/4)
雄しべは4本あり、花柱の先は2裂するが、この写真では少しわかりにくい。
(2016/9/28)
(2016/9/28)
花柱が長くて先が2裂していることがはっきりわかる。(2021/10/3)
4本の長い雄しべの先に黄色い葯がある。(2022/10/20)
花は淡青紫色で、下側の裂片に白い斑紋がある。(2012/9/26)
集散花序が葉腋から出る。蕾は丸い。(2012/9/26)
茎は4角柱で、花序枝は長い。(2021/10/3)
小さい4個の果実がお椀形の萼の中に入っている。(2014/10/18)
(2017/10/18)
熟すと黒くなる。(2017/10/18)
果実は直径5〜7ミリぐらい。(2022/11/2)
萼は5裂し、果柄に毛がある。
(2016/10/20)
葉は先の尖った広卵形で、鋸歯がある。(2011/5/8)
茎の断面は4角形で葉は対生する。葉の付け根から短い枝が出て葉も出る。(2014/10/18)
茎は叢生する。(2014/10/18)
茎は放射状に広がる。(2017/10/18)
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