ハナニガナ

花苦菜

双子葉、合弁花、 キク科、 ニガナ属、舌状花のみ。多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:40〜70センチ
ニガナの変種であるが、 草丈も花も大きく、舌状花が5枚でなく8枚以上ある。
茎は細く、直立して上部で枝分かれし、 切ると苦みのある白汁を出す。
根生葉は長い柄のある広被針形であり、茎葉は互生し、 被針形で柄を持たず、茎をいだく。
花茎の先に黄色い頭花を数個つける。 舌状花は8〜10枚あって細長く、 先端に4つぐらいの切れ込みがある。
紡錘形のそう果は熟すと白い冠毛をもつ。



舌状花が8〜10枚ある。舌状花の先は4〜5裂している。


舌状花の雄しべは筒状で、その中から雌しべが伸び出している(集約雄しべ)。
雌しべの先は2裂している。 (2009/5/18)


根生葉は葉柄の長い広被針形。果実は細長く、先端から冠毛がのぞいている。


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る