ハハコグサ

母子草

双子葉、合弁花、 キク科、 ハハコグサ属 花は筒状花のみ、多年草。 用語説明
花期:春 4月〜6月
高さ:10〜30センチ
クモ毛に覆われたロゼットで冬越しする。 茎は基部で枝分かれして直立し、綿毛に覆われて白っぽく見える。
根生葉は花期には枯れる。 茎葉は長さ2〜6センチの細長いへら形または倒被針形で先がまるく、 互生する。葉は厚くて綿毛につつまれる。
茎の先が短く枝分かれし、枝先の頭状花序に黄色い筒状花を多数つける。 総苞は直径約3ミリの鐘形で淡黄色である。
そう果は長楕円形で、黄白色の短い冠毛がある。
春の七草の一つ(おぎょう)。

近縁の チチコグサ は、
  花期:春〜秋 5月〜10月
  花は暗紫色を帯びる
  根生葉は花期にも残る
  花序の下に被針形の苞葉が放射状につく
ことで見分けられる。

全体に綿毛があって白っぽい。


(2016/3/16)


枝先に黄色い筒状花が頭状につく。




頭花の中央部に花冠の4裂した両性花が数個あり、そのまわりに細い雌花が多数ある。 (2017/4/25)


(2017/4/25)


そう果には白い冠毛がある。 (2015/12/5)


葉は細長いへら形で互生する。


チチコグサモドキに左右を囲まれたハハコグサ


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