ゲッカビジン
月下美人
双子葉、離弁花、
サボテン科、
クジャクサボテン属、常緑、多肉植物、多年草(木本の性質もある)。
用語説明
花期:夏〜秋 6月〜10月
高さ:1〜3メートル
クジャクサボテン
に似ているが、花が昼でなく夜咲くことと、
香りが強いことなどが異なる。
葉のように見えるのは葉状茎あるいは茎節(けいせつ)と呼ばれる。
この葉状茎は不規則なくびれのある板状で、
所々で2つに枝分かれする。
そのくぼんだ所に産毛状の棘のように退化した葉がある。
支柱がないと傾く。(原産地では樹木にもたれかかって、葉状茎は垂れ下がる。)
茎から太い花径が出て、大きい蕾が単生する。
開花の前に垂れ下がっていた蕾が上を向き、
夜に直径20〜25センチの大きな白い花が咲き始め、
強い香りを放つが、朝にはしぼんで終わりとなる。
花は直径約12センチと大きく、多数の花弁がある。
以前は果実のできない株ばかりであったが、1980年代に原産地から
野生の株を持ってきて受粉させたことにより、
長さ10数センチの楕円形で赤紫色をした肉質の果実もできるようになった。
メキシコ原産。原産地ではコウモリが受粉させる。
花は花柄が太く、花弁が多数ある。(2017/6/6)
成育初期の個体。大きさが1メートル以上にならないと花が咲かない。
(2019/11/21)
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