アメリカアリタソウ

アメリカ有田草

双子葉、離弁花、 アカザ科、 アリタソウ属、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜11月
高さ:50〜100センチ
荒れ地などに生え、茎は斜上して分枝し、枝葉を茂らせる。 全体に白毛がある。 (毛の多いものをケアリタソウということもあったが、区別が不明確なので、 最近はその区別をしなくなった。)
葉は長さ3〜10センチの長楕円形で、あらい鋸歯があり、有柄で互生する。 表面は無毛で、裏面に淡黄色の腺点がある。
枝先に緑色の花穂を円錐状に多数つけ、両性花と小さな雌花を多数つける。 葉状の苞も混生する。 花被片が5枚あるが、小さくてわかりにくい。
果実は花被片5枚に包まれた偏球形の胞果で、5稜があり、 黒褐色で光沢のある丸い種子を含んでいる。
アリタソウ にくらべ、アメリカアリタソウは、 葉の切れ込みが深く、花穂が長く、苞が小さい。
メキシコ原産。

(2010/12/25)


花穂に緑色の花がびっしり並ぶ。花序もよく枝分かれする。 (2018/9/19)


花はごく小さい。苞はほとんど見えない。 (2018/9/19)


(2018/9/19)


(2017/10/18)


5個の球が合着したような果実ができつつある。(2021/10/24)


果実は表面に縮みのある灰褐色となる。(2021/10/24)


花穂が長い。 (2015/9/29)


(2010/11/4)


葉は先のとがった長楕円形。(2015/9/29)

葉の切れ込みが大きい。 (2018/9/19)


茎は叢生して赤くなる。(2021/10/24)


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