アキハギク

秋葉菊

双子葉、合弁花、 キク科、 シオン属 筒状花と舌状花をもつ。多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜11月
高さ:0.5〜1メートル
別名:キヨスミギク
シロヨメナ の変種と言われ、明瞭な葉柄がある点がそれと異なる。 静岡県(秋葉山など)と千葉県(清澄山など)に自生する。
茎は直立して上部で枝分かれし、白い短毛がある。
葉は先のとがった長さ5〜8センチの卵形で、 5対ぐらいの鋸歯があり、 葉柄は長さ約2センチで上部は翼状に広がり、互生する。 上部の葉には鋸歯がほとんどない。 葉の両面に短毛がまばらにある。 根生葉は花期にはなくなる。
枝先に散房状につく頭花は、白い舌状花を10数枚と、 黄色い筒状花をもつ。 総苞は筒形である。
日本固有種。

茎先が散房状に分枝して、それぞれが頭花をつける。(2016/11/6)


舌状花は細長くて白く、筒状花は黄色い。(2016/10/27)


黄色い花粉が出終わると、柱頭がのびてくる(自家受粉を避ける)。 (2017/11/6)


総苞は筒形。(2017/11/6)


葉は先のとがった卵形で鋸歯があり、葉柄は上部で翼状に広がる。(2015/5/1)


上部の葉には鋸歯がない。茎には白い短毛がある。(2016/10/4)


蕾は丸い。 (2018/9/24)


よく枝分かれして多数の花を咲かせる。(2016/11/6)


株立ちする。(2017/11/6)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る