アイ



双子葉、離弁花、 タデ科、 イヌタデ属、1年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:0.7〜1メートル
別名:タデアイ
茎はなめらかで紅紫色を帯び、直立して上部で分枝し、節がやや膨らむ。
葉は長さ4〜10センチの広披針形で先がとがり、 葉柄はごく短くて茎を抱くようにつき、全縁で、互生する。 (マルバアイは葉が丸い(広卵形)。) 葉が傷つくと傷口が青くなる。
枝先に穂状花序を出し、淡紅色や紅色、 あるいは白色の米粒状の小さい花を密集してつける。 花弁はなく、小さな萼が5裂している。
黒褐色で卵形のそう果ができる。
原産地はインドまたはインドシナ半島で、古い時代に中国経由で渡来した。
根や葉を発酵させて藍染の染料を作るが、 化学染料に押されてあまり使われなくなった。
アイは イヌタデ と似ているが、それにくらべて、 背が高い、茎が赤い、葉も穂も大きい、葉が傷つくと青くなる、 などの点が異なる。



茎の上部で分枝して、分岐部分は少し膨らみ、鞘のようなものがある。 (2018/10/16)


小さな花が密集して咲く。(2016/10/15)


花に花弁はなく、5裂した萼片がある。(2016/10/15)


(2017/10/18)


分枝してよく繁る。


紅色の花もある。(2015/9/29)


茎が赤みを帯びる。(2016/9/28)




白い花もある。(2015/9/29)






果実は小さな紡錘形。 (2019/11/16)


苗。(2015/7/2)


はじめは直立する。(2017/7/29)


(2017/8/26)


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