ユズリハ

譲葉

双子葉、離弁花、 ユズリハ科、 ユズリハ属、常緑、中高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:10メートル
樹皮は灰褐色で縦筋があり、若枝は紅色を帯び、古枝には葉痕がある。
常緑樹ではあるが、若葉が出るときに古い葉が一斉に落ちる。
葉は長さ8〜20センチの長楕円形で先が短くとがり、革質で光沢があり、 枝先に集まって互生する。 葉裏は白緑色で、葉柄は長さ3〜6センチあって、若葉では赤い。
雌雄異株で、初夏に前年枝の葉腋から総状花序を出して、 花弁も萼片もない花をつける。雄花の葯は赤褐色で目立つ。
果実は長さ8〜9ミリの卵状楕円形の核果で、11月〜12月に藍黒色に熟す。
有毒である。

識別点: ユズリハヒメユズリハ
 ユズリハ  :雄花に萼片がない、葉が大きい、葉の網状脈は目立たない。
 ヒメユズリハ:雄花に萼片があり、葉が小さく、葉の裏に網状脈がはっきりでる。

上向きに出た新葉が成長してから、垂れ下がった旧葉が落ちる。


葉腋から出る総状花序に、花弁も萼片もない花をつける。


雌株。 (2017/6/6)


雄株の蕾? (2009/9/16)


雄花の蕾は赤い。(2016/4/11)


葉は全縁・革質の長楕円形で、枝先に互生する。


若い葉の葉柄は赤い。(2015/4/30)


未熟な実。(2016/7/28)


熟しつつある実。葉痕が明瞭。(2015/11/30)


卵状楕円形の核果が藍黒色に熟し、粉をふく(12月)。


果柄も若い葉柄も赤い。葉裏は白緑色。


葉はゆるく波打つ。秋には冬芽がもう用意されている(9月)。


樹皮は灰褐色で縦筋がある。


(2016/4/11)


常緑中高木である。 (2018/1/14)


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