ヤマモミジ

山紅葉

双子葉、離弁花、 カエデ科、 カエデ属、落葉、中高木。 用語説明
花期:春 5月
高さ:5〜10メートル
イロハカエデ と似ているが、葉や実がもっと大きい。 鋸歯が不揃いで、葉柄の上面に細長い溝のあるものが多い。
幹は直立し、樹皮は暗灰褐色で、若木では平滑であるが、 老木では縦に浅裂する。
葉は対生し、直径5〜10センチあって掌状に5〜9裂し、 裂片は尾状にとがり、不揃いな重鋸歯がある。
雌雄同株で、葉腋の複散房花序に小さい花を多数つける。 萼は濃紅色で、花弁は淡黄色〜淡紅色である。 1つの花序に雄花と雌花が混生し、 花弁と萼片はそれぞれ5枚あり、雄しべは8本ある。
翼果がつき、 長さ2センチある2つの分果が八の字にくっつく。



5枚の萼は赤く、花弁は淡紅色。


花はたくさん咲く。


イロハモミジより葉が大きい。 <2015/6/1)


果実もイロハモミジより大きく、鋸歯は不揃いで欠刻状である。 (2015/6/1)


葉柄は長く、葉は互生する。 (2015/6/1)


翼果(これは葉の切れ込みが深くて裂片が細い園芸種)。


幹。樹皮は灰褐色で平滑。


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