ヤブツバキ
藪椿
双子葉、離弁花、
ツバキ科、
ツバキ属、常緑、小高木。
用語説明
花期:冬〜春 2月〜4月
高さ:2〜7メートル
別名:ツバキ
幹は灰褐色でなめらかであり、若枝は淡褐色で無毛である。
葉は長さ5〜10センチの長楕円形で、先がとがり、鋸歯がある。
革質でつやがあり、無毛で、互生する。
花は枝先の葉腋につき、通常紅色で、5弁であり、
平開せずに鉢形となり、
多数の雄しべが基部で筒状に合着し、花筒の底に蜜がある。
蕾は何枚もの萼苞片で包まれており、
開花後はそれらの萼苞片が花を支えている。
花が終わるとき、花弁が全部つながった状態で花首から落ちる。
球形で緑色の刮ハがつき、熟すと赤くなることがある。
刮ハは3つに裂開し、黒茶色の殻に入った種子が数個現れる。
種子からは椿油をとる。
ヤブツバキのことを単に
ツバキ
ということがある。
花弁は赤く、黄色い葯のある多数の雄しべは基部が合着している。
花弁が5枚より多い品種もある。
葉は先の尖った長楕円形で鋸歯があり、革質で光沢があり、互生する。
(2018/2/11)
何枚もの萼苞片が蕾を包み、それらは開花後も花を支えている。
(2018/3/18)
丸い果実ができ、赤く熟す。
(2018/10/9)
裂開した果実。(2015/10/15)
白いヤブツバキもある
樹皮は灰褐色で平滑。
(2018/2/11)
常緑小高木である。
(2018/1/21)
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