ウオトリギ

魚捕木

双子葉、離弁花、 アオイ科 (以前は シナノキ科)、 ウオトリギ属、落葉、広葉樹、低木。 用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:1〜2メートル
別名:エノキウツギ
ウオトリギは不思議なところが多々あり、一筋縄ではゆかない植物である。
樹皮は灰褐色で、縦の裂け目がある。
葉は先のとがった狭卵形で、互生する。 長さは5〜10センチで、鋸歯がある。 葉柄と葉の両面に星状毛が密生する。 秋に黄葉して落葉する。
枝先や葉腋から出る集散花序に直径1〜2センチの白い花が咲く。 葯は黄色く、萼片は5裂する。 蕾は微毛で覆われて白緑色である。
はっきりした雌雄異株ではないが、 雄しべの目立つ雄性的な株と、 雌しべが目立つ雌性的な株があるようである。
果実は直径約1センチの丸い液果で、 熟すと黄色を経て赤くなり、落果まえには黒ずんでくる。 1つの果柄に1個〜4個の液果がつき、 軽く癒着したり、大きく癒着したり、 合体したりする。
台湾、中国原産。

(2015/7/2)


萼片は花弁状で、5枚あり、開くと白い。蕾は白緑色である。(2015/7/2)


黄色い葯をつけた雄しべが多数ある。 (2018/6/19)


開いた萼片は反り返る。 (2018/6/19)


花は集散状に咲く。(2015/7/2)


葉は先の尖った狭卵形で、鋸歯があり、互生する。 (2018/9/19)


葉裏には星状毛があって緑白色である。 (2017/10/18)


若枝が互生状に出る。 (2017/5/19)


丸い液果が赤く熟す。(2015/9/29)


1つの果柄に2つの液果がついている。 (2016/10/20)


1つだけのものもある。(2016/10/20)


果実は一見散形花序についているかと見えるがそうではない。 (2018/9/19)


1つの果柄に4つついているものがある。 (2018/9/19)


2つ、3つ、4つの果実が融合した果実もある。 (2017/10/18)


軽く癒着したものから完全に合体したものまで、様々な形態がある。 (2017/10/18)


(2018/9/19)


秋になると葉が黄色くなり始める。(2022/10/20)


冬に落果する頃には黒くなる。 (2018/1/10)


樹皮は灰褐色で、縦の裂け目がある。


株立ちすることが多い。 (2018/1/10)


落葉低木である。 (2018/1/10)


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