ツルコケモモ
蔓苔桃
双子葉、合弁花、
ツツジ科、
スノキ属、半つる性、常緑、小低木。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:10センチ
別名:クランベリー
亜高山帯に生える小低木で、
細い褐色の枝が蔓状になって地を覆う。
根が浅く、乾燥には弱い。
葉は長さ約1.5センチの楕円形で厚く、無柄で茎に互生し、
全縁でつやがある。葉裏は白っぽい。
夏に前年枝の先に数本の花柄が出て、淡紅色の花を1つずつ下向きに咲かせる。
花冠は4裂して反り返る。
直径約1センチの球形の液果が赤く熟し、
酸味があるがジャムなどとして食用になる。
(液果には中に空洞があるので、熟したときに水をはってゆすると、
果実が浮かび上がり、簡単に収穫できる。)
園芸店でクランベリーとして売られているものは、実の大きい
オオミノツルコケモモ
であることが多い。
北アジアやフィンランド、北米などの寒い地方に自生している。
(2015/9/29)
花は淡紅色で、花冠が4裂して強く反り返る。(2017/6/6)
(2017/6/6)
葉は柄のない楕円形で、茎先に丸い液果ができる。(2015/7/2)
(2016/9/28)
細い茎が地を這うように伸びる。(2015/9/29)
少し立ち上がる茎もある。(2015/9/29)
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