トチノキ
栃ノ木、橡の木
双子葉、離弁花、
トチノキ科、
トチノキ属、落葉、広葉樹、高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20〜30メートル
樹皮は黒褐色で大きな波状の模様があり、大木になると大きくはがれ落ちる。
葉は掌状複葉で枝先に対生し、
小葉は長さ13〜30センチの倒卵形で先は急にとがるが、
基部は次第に細くなる。
小葉に柄はなく、側脈がほぼ平行に並ぶ。
葉裏では、脈上に毛がある。
雌雄同株で、
初夏に枝先に長さ15〜25センチの大きな円錐花序を直立させ、
直径約1.5センチの白い4弁花を多数つける。
果実は直径3〜5センチの球形の朔果で3本の筋があり、
9月に熟すと3裂して、上が褐色で下が白い栗のような大きな種子が出る。
種子には澱粉が多く齧歯類などが好む。あく抜きするとトチ餅
を作ることができる。
よく似た
セイヨウトチノキ
は、葉に重鋸歯があり、葉裏が無毛であること、
果実に柔らかい棘のある点などが異なる
葉は大きな掌状複葉で、小葉は倒卵形で5枚〜9枚ある。
長い柄のある掌状複葉が対生する。
(2018/5/24)
蕾。
枝先の円錐花序に白い4弁花が咲く。
雄しべが長い。葉裏は淡緑色。
頂芽は1〜4センチと大きく、樹脂がついていてべとつく。
丸い果実が枝先につく。
果実は黄褐色の刮ハ。
刮ハが3裂して、上が褐色で下が白い栗のような種子が現れる。
果実は直径3〜5センチ。
(2017/9/21)
(2016/10/2)
黄葉
樹皮は黒褐色。
落葉高木。
(2018/5/24)
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