シマサルスベリ

島百日紅

双子葉、離弁花、 ミソハギ科、 サルスベリ属、落葉、広葉樹、中高木。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:20メートル
奄美大島や台湾などの亜熱帯に近い所に自生し、 日照を好む。
サルスベリ と似ているが、高木で樹皮の剥げあとが白く、本年枝に短毛があり、 葉先が少しとがり、花期が早く、花は白くて小さく、縮れが少ない、 などの違いがある。
樹皮は赤褐色で滑らかであり、薄くはげ落ちて すべすべした白い木肌が現れる。
本年枝は灰褐色で4稜があり短毛がある。
葉は対生と互生が混じり、 全縁で先が鋭角の卵状楕円形である。
夏に枝先の円錐花序に白い直径約1.5センチの花を咲かせ、 花弁の縁はあまり縮れない。
果実は長さ7〜10ミリの楕円形の朔果で、熟すと6裂し、 長さ4〜6ミリで片側に広い翼のある種子を出す。

樹皮のはがれたあとは白い。(2015/5/10)


樹下は明るいことが多い。(2015/5/10)


葉は全縁の楕円形で先が少しとがり、互生または対生する。 (2018/5/24)


(2015/5/10)


落葉高木である。 (2018/1/7)


樹皮は滑らかで、枝はくねり気味となる。 (2018/1/7)


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