セイヨウイボタ
西洋水蝋
双子葉、合弁花、
モクセイ科、
イボタノキ属、常緑、広葉樹、低木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:1.5〜2メートル
別名:ヨウシュイボタ、シルバープリペット
暑さ、寒さに強く、乾燥にも耐える。
日当たりがよくて水はけのよい所を好む。
樹皮は灰褐色でまるい皮目があり、
基部からよく分枝して叢生する。
葉は長さ2〜6センチの楕円形で先が丸く、
全縁で対生する。
葉は通常斑入りであるが、
先祖帰りして緑色の葉が出ることもある。
(斑入りの葉を好む場合は緑色の葉の出た枝を切ればよい。)
寒冷地では冬に落葉する。
枝先の総状花序に白くて小さい漏斗状の花がかたまって咲き、
花冠の先が4裂し、淡紅色の葯をつけた雄しべが2本のびる。
花には芳香がある。
果実は長さ6〜7ミリの長楕円の核果で、冬に黒く熟す。
刈り込みに強いので、生け垣に利用されることも多いが、
斑入りの葉を楽しむ人々もいる。
よく似た
イボタノキは、
葉が(斑入りでなく)緑色で、
秋に落葉する点などが異なる。
葉は斑入りが多い。
(2009/3/30)
樹皮は灰褐色、葉は全縁の長楕円形で対生する。
(2009/3/30)
斑入りでない葉もある。
(2017/6/24)
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