レンギョウ
連翹
双子葉、合弁花、
モクセイ科、
レンギョウ属、落葉、広葉樹、低木。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:3メートル
樹皮は茶褐色で縦に裂け目があり、株立ちする。
古枝は灰色になる。
枝は長く伸び、節間の髄は中空となり、枝が地面につくと根が出る。
葉は対生し、長さ4〜8センチの卵形で鋸歯があり、通常は単葉であるが、
3出状に小さい葉が脇につくことがある。有柄で柔らかい。
雌雄異株で、葉の出る前に、
長さ2.5センチぐらいの黄色い花を前年の葉腋に数個ずつつける。
花冠は4深裂する。
果実は長さ約1.5センチの先のとがった長卵形の朔果で、稜があり、
熟すと2裂して狭い翼のある種子が出る。
同型の株の間では受精しないので、果実のできることは少ない。
中国原産(17世紀に渡来?)。
識別点:
レンギョウ
チョウセンレンギョウ
レンギョウ :枝が垂れ下がり、髄は中空、葉身4〜8センチ、花茎2.5センチ。
シナレンギョウ :枝はまっすぐのび、髄に横板がある。
チョウセンレンギョウ:幹は伏し、枝が弓形に垂れ下がり、髄に横板がある、葉身5〜10センチ、花茎3センチ。
ヤマトレンギョウ :葉は卵形で裏面と柄に細毛があり、花はまばらにつく。
黄色くて花冠が4深裂する花が多数咲く。(2012/4/21)
枝先には葉芽が上向きにつき、茎のまわりには蕾が下向きにつく。萼片の先が褐色を帯びることがある。
葉の展開前に咲き始める。
(2013/3/16)
葉は先のとがった卵形で、対生する。
細かい鋸歯がある。
(2016/4/11)
若い枝は茶褐色であるが、古枝は灰色になる。
2個の雄しべに挟まれて、雌しべがのびる。
(2017/4/2)
チョウセンレンギョウ。枝が横にのび、通常のレンギョウより花も大きい。(2016/4/15)
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