ポプラ
双子葉、離弁花、
ヤナギ科、
ヤマナラシ属、落葉、広葉樹、高木。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:10〜15メートル
別名:セイヨウヤマナラシ、セイヨウハコヤナギ
(ヤマナラシ
など、ヤマナラシ属の木をポプラと総称することもある。)
成長が速いが強度は弱い。
幹は直立し、樹皮は灰白色で、コルク層があって縦の割れ目が入る。
雌雄異株で、雄株はあまり横に広がらず、竹ぼうき状の樹形となるが、
雌株は横にも広がる。
日本で街路樹などとして植えられているのは、
ほとんど全部雄株なのだそうである。
葉は長さ5〜7センチの広三角形で鋸歯があり、薄く、
葉柄が長くて互生するが、短枝の先から束生しているように見える。
葉の展開前に雄株の枝先から尾状で赤褐色の雄花序を出すとともに、
雌株の短枝の先から尾状で黄緑色の雌花序を出す。
花弁は見えない。
雌花序に総状についた卵形の果実は2〜4裂し、
白い綿毛のついた小さい種子を多数出す。
地面が白くなるほど大量の綿毛が飛ぶ。
(2015/10/12)
横広がりにならず、高くのびる。(2015/10/12)
落葉高木。逆さ箒のような樹形となる。
(2018/1/3)
脇芽がよく出るので、株立ち状になることもある。
(2018/1/3)
イタリアヤマナラシ(ポプラの近縁種)(2017/5/2)
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