オガタマノキ
招霊の木、小賀玉木
双子葉、離弁花、
モクレン科、
オガタマノキ属、常緑、広葉樹、高木。
用語説明
花期:冬〜春 2月〜4月
高さ:15メートル
別名:オガタマ、トキワコブシ、ダイシコウ
幹は直立し、樹皮は暗褐色で平滑であり、
托葉痕が輪になって枝を一周する。
葉は互生し、長さ5〜12センチの長楕円形で、全縁で光沢があり、
裏面は白色をおびる。
早春に葉腋に直径約3センチの花が単生する。全体はほぼ白いが、
基部は紅色をおびる。
萼も花弁も同形で、(両者を合わせた)花被片は12枚ある。
丸い袋果がブドウの房状に集まった集合果がつき、
9〜10月に赤くなり、熟すと裂開して各袋に2〜3個の赤い種子が見える。
神社に植えられ、神事に使われることが多い。
(神を招く招霊(おきたま)という言葉が変化してオガタマとなったのだそうです。)
よく似た
カラタネオガタマ
は、花弁が6枚であり、花はバナナの香りがする別種の小高木である。
(2018/6/29)
葉は全縁の長楕円形で光沢があり、互生する。(2017/10/26)
葉裏は白色をおびる。
(2015/5/10)
果実のできはじめ。
(2009/9/10)
大きくなりはじめた果実。
(2018/6/29)
果実は大きくなると偏球形になる。(2018/9/28)
殻の枯れた果実。
(2009/9/10)
樹皮は淡褐色〜暗褐色。
樹皮はほぼ平滑。
(2015/5/10)
常緑高木である。
(2018/1/7)
ウンナンオガタマ
ウンナンオガタマ
ウンナンオガタマ
(2017/5/2)
ウンナンオガタマ
(2017/4/13)
ウンナンオガタマ
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