カラタネオガタマ
唐種招霊
双子葉、離弁花、
モクレン科、
オガタマノキ属、常緑、広葉樹、小高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:3〜5メートル
別名:トウオガタマ
樹皮は灰褐色で、若枝に褐色の細毛があり、よく分枝する。
葉は長さ4〜8センチの倒卵状楕円形で、
厚くてつやがあり、互生する。
花は葉腋に1個ずつつき、蕾には毛が密生する。
花は6弁の黄白色で、縁だけ紅色になる。
多数の雄しべ群の中心から、雌しべ群を支える柄が立っている。
バナナの香りがする。
袋果が数個集まった丸い集合果ができることがあり、
熟すと割れて赤い種子が出る。
耐寒性は強くない。
オガタマノキ
と混同されることがあるが、オガタマノキは同属ではあるが、
20メートル近い大木になり、花弁は12枚で、
花にカラタネオガタマのような香りはなく、
全く異なる別種の木である。
花被片はやや厚くて、縁は赤くなる。
黄白色の花被片が6枚ある。(2015/5/10)
楕円形に合着した雌しべの周りに雄しべが輪生する。(2016/5/14)
(2016/5/14)
花は葉腋につく。(2017/5/6)
花柄は太くて微毛で覆われている。(2023/4/28)
蕾は褐色の毛で覆われている。
(2016/4/11)
袋果が棒状に集まった未熟な果実の集まり。
(2018/6/19)
熟すと赤い種子が現れる。
果実は楕円形。
(2016/9/30)
葉は倒卵状楕円形で全縁、革質。
葉は互生する。(2014/4/11)
常緑中木である。
(2018/1/10)
幹は灰褐色で平滑。
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