キダチタバコ

木立煙草

双子葉、合弁花、 ナス科、 タバコ属、常緑樹、低木。 用語説明
花期:春〜秋 4月〜10月
高さ:約2メートル(原産地では約5メートル)
別名:カラシダネ
草本の タバコ とは異なって、木本であり、葉や茎に細毛がなく、無毛である。 樹皮は幼木では灰緑色で平滑であり、成木では灰褐色で粗面となる。
葉は先の尖った長さ約5センチの楕円形で、葉柄が長く、 主脈が谷となるように少し湾曲し、 全縁で互生する。 葉や若枝は粉緑色となる。
枝先の円錐花序に、 長さ約5センチの黄色い筒状の花を斜め下向きにつける。
果実は楕円形の莢をもち、上向きについて、 中に芥子粒のように小さい種子を多数含む。
ニコチンを含む有毒植物。
南アメリカ原産。

(2016/7/28)


葉は先の短く尖った楕円形で互生し、葉柄が長い。 (2022/10/20)


幼木では、葉も幹も粉をかぶった緑色。(2015/7/2)


(2016/5/5)


幹は数メートルの高さになる。 (2016/5/5)


花は黄色くて細長い筒状。斜め下向きに咲くことが多い。(2016/7/28)


花冠は10角形で、裂けていない。(2016/7/27)


花後に楕円形の果実が上を向き始める。(2016/7/28)


細長い果実が楕円形となる。

上向きに咲くこともある。葉は主脈が谷となるように湾曲する。(2016/7/28)


成木では、幹は粗面の灰褐色となる。(2022/10/20)


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