ダイダイ



双子葉、合弁花、 ミカン科、 ミカン属、常緑、広葉樹、中高木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:4〜5メートル
暖地系の植物であるが、関東以南では屋外で育つ。
樹皮は黒褐色で少しざらつき、 樹形は半球形となる。 若枝は緑色でたわみやすい。
葉は互生し、長さ約10センチの楕円状披針形でつやがあり、葉柄にくさび形の翼がある。
初夏に枝先の葉腋に直径約4センチの白い5弁の花を1個(〜数個)つけ、 よい香りを放つ。
果実は直径7〜9センチの球形のミカン果であり、 冬に橙色に実る。
果実は酸味が強いので、そのまま食べることは少なく、 ポン酢やジュースなどに加工されることが多い。 果実はとらずにおくと、2〜3年木にぶら下がっているので、 「ダイダイ(代々)」と言われるようになったとのことである。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rutaceae/daidai/daidai.htm
ナツミカン を「夏ダイダイ」、あるいは単に「ダイダイ」 と呼ぶ地方もある。
インドのヒマラヤ地方原産で、中国経由で日本に渡来した。

(2018/2/10)


葉は楕円状披針形でつやがあり、葉柄には翼がある。 (2018/2/10)


果実は橙色で丸く、大きい。 (2018/2/10)


南関東では、冬の寒さに耐える。 (2022/12/8)


果実の表面には浅い凹凸がある。 (2009/3/5)


若枝は緑色である。葉裏は淡緑色。 (2009/3/5)


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