ボダイジュ

菩提樹

双子葉、離弁花、 シナノキ科、 シナノキ属、落葉、広葉樹、中高木。 用語説明
花期:夏 6月
高さ:8〜10メートル
樹皮は暗灰色で、縦の裂け目がある。
葉は先が鋭くとがった長さ5〜10センチの三角状円形で、 鋭い鋸歯があり、互生する。 裏面は灰白色で星状毛が密生する。
初夏に葉腋から出る集散花序に淡黄色の花を10〜20個つける。 花序の基部に長さ5〜8センチの細長い総苞葉がある。 萼5枚、花弁5枚、雄しべ5個、仮雄しべ5個がある。
果実は直径7〜8ミリの球形の堅果で、星状毛が密生する。
釈迦が菩提樹の下で悟りを開いたと言われるが、 その木はクワ科イチジク属の インドボダイジュ で、ここにあげたボダイジュとは大きく異なる。
ボダイジュにはナツボダイジュとフユボダイジュがある。 ナツボダイジュは葉の長さが14センチぐらいまで大きくなり、 フユボダイジュにくらべて大きいのが特徴である。

(2009/4/23)


葉は三角状円形で鋸歯がある。 (2011/4/24)


葉柄が長く、互生する。 (2009/4/23)


淡黄色の花が咲く。花弁が5枚、萼片が5枚ある。 (2018/5/24)


花は集散花序にぶら下がる。 (2018/5/24)


長い果柄の先に丸い堅果がつく。 (2018/6/29)


果実は通常、高い所にある。 (2009/9/10)


ナツボダイジュ


ナツボダイジュ


ナツボダイジュ (2009/9/17)


ナツボダイジュ (2009/9/17)


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