アブラギリ
油桐
双子葉、離弁花、
トウダイグサ科、
アブラギリ属、落葉、高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:15メートル
別名:ドクエ
幹は直立し、
樹皮は淡灰褐色でほぼ平滑であるが、浅い縦筋がある。
枝は初め緑色であるが、後に褐色となる。
葉は葉柄が長くて、枝先に集まって互生し、
葉身は長さ12〜20センチと大きく、
卵形〜広卵形で、3浅裂することが多く、鈍鋸歯がある。
基部は浅い心形で、裂片の先は尖る。
葉表は緑色、葉裏は淡緑色である。
葉身の基部に柄のある蜜線が2つある。
落葉する前に黄葉する。
雌雄同株で、枝先の円錐花序に直径約2センチの白い5弁花をつける。
花の中心部や花糸は赤みを帯びるように変化する。
果実は直径2〜2.5センチの偏球形の堅果で、縦溝が3本あって、
緑色から赤褐色に変化するが、熟しても裂開しない。
丸い種子を3個含み、油がとれる。
油は有毒であるが、塗料などに利用される。
同属の
シナアブラギリ
は、果実が大きくて先がとがり、
オオアブラギリとも呼ばれる。
ナンヨウアブラギリ
は属の異なる別種であるが、概形はアブラギリによく似ている。
円錐花序に白い花が咲く。
(2018/5/19)
葉は枝先に集まって互生し、葉柄が長く、葉身は尖った卵形で、
3浅裂することが多い。
(2018/5/19)
葉裏は淡緑色であるが、葉表は緑色。
(2018/5/19)
枝は褐色となる。葉は枝先に集まってつく。
(2018/5/19)
幹は灰褐色でほぼ平滑。
(2018/5/19)
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