シナアブラギリ

支那油桐

双子葉、離弁花、 トウダイグサ科、 アブラギリ属、落葉、高木。 用語説明
花期:春 5月
高さ:10〜12メートル
別名:オオアブラギリ
樹皮は灰褐色で平滑であり、皮目がある。 若枝は緑色で、古枝は暗褐色になる。
葉は互生し、先のとがった広卵形で、基部は心形となり、 全縁で、上部が3浅裂するものがある。 長い葉柄が葉身につく部分に赤褐色の腺が2つあり、 葉裏には黄褐色の細毛がある。
雌雄同株で、雄花は枝先の円錐花序に多数つき、 雌花は単生するか数個かたまってつく。 花弁は5枚が多いが、8枚や10枚のもある。 色は白くて基部に紫褐色の筋があり、花の中心部が紫褐色に見える。
長い果柄の先に球形で先のとがった堅果が実る。 晩秋に褐色に熟すが裂開はしない。 中に白褐色の種子が4〜5個入っている。
種子からは桐油がとれる。 樹皮はタンニンを含んでいて、染色などに使われる。



丸くて先のとがった堅果が褐色に熟す。


白褐色の種子が4〜5個入っている。


樹皮は灰褐色で皮目がある。


落葉高木である。 (2018/2/10)


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