ノウゼンカズラ

凌霄花

双子葉、合弁花、 ノウゼンカズラ科、 ノウゼンカズラ属、つる性、落葉、低木。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
茎から付着根を出してはい上がるつる植物で、年数がたつと幹は太くなり、 樹皮は灰褐色となる。枝先は垂れ下がる。
長さ20〜30センチの奇数羽状複葉が対生し、 小葉は先のとがった長さ3〜7センチの卵形で、粗い鋸歯があり、 脇小葉の葉柄はごく短い。
茎の先に円錐花序を出して、 直径約6センチの漏斗状で先が5片に裂けた橙赤色の花をまばらにつける。
まれに豆のような長い刮ハがつき、 中に左右に翼のある種子が入っているが、 日本では結実しにくい。
中国原産。

識別点: ノウゼンカズラアメリカノウゼンカズラ
 ノウゼンカズラ    :花筒が短い、花茎が大きい、まばらな円錐状に咲く。
 アメリカノウゼンカズラ:花筒が細長い、花茎が小さい、散形状に咲く。



花序枝は対生状に分枝する。(2015/6/23)


花柱が長い。(2017/7/29)


奇数羽状複葉が対生する。


小葉は先のとがった卵形。


小葉には粗い鋸歯がある。(2017/6/29)


秋に落葉して春に芽ぶく。樹皮は灰褐色。


アメリカノウゼンカズラ。花が散形状に集まって咲き、花筒が細長い。(2012/8/3)


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