ナニワイバラ
難波薔薇
双子葉、離弁花、
バラ科、
バラ属、つる性、常緑、低木。
用語説明
花期:春 5月
似たところのある
ノイバラ
は小さめの花が円錐状に集まってつくのに対し、
ナニワイバラでは大きい花が単生する。
つる性で、茎に鉤形の大きい棘がある。
この棘は、葉が変形したものであるため、枝先から根元の方向へ
力を加えると、根元からとれる。
5〜10センチの奇数羽状複葉が互生し、小葉は3枚つくことが多く、
楕円形で光沢があり、葉柄に細かい棘がある。
枝先に直径5〜9センチの白い5弁花が単生し、芳香をもち、
萼筒や花柄に小さい棘が密生する。多数の黄色い雄しべがある。
楕円形で棘の密生した偽果が秋に暗橙赤色に熟す。
白い5弁花が単生する。花には黄色いおしべが多数輪生する。
花弁は丸い。(2015/5/6)
萼筒や花柄に小さい棘が密生する。小枝には大きい棘と小さい棘がある。(2016/4/29)
偽果は楕円形で、花後も萼片が残る。
熟した偽果。中に米粒状の種が数個入っている。
(2018/5/24)
3出複葉が互生する。(2023/6/4)
小葉には鋸歯がある。(2023/6/4)
小葉には光沢がある。(2017/10/26)
太い茎には大きな棘がある。
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