タケノコイモ
筍芋
単子葉、
サトイモ科、
サトイモ属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:夏
高さ:0.8〜1.2メートル
別名:キョウイモ
地上部は
サトイモ
とよく似ているが、子芋はあまりできず、
親芋がタケノコのように長くのびる点などが異なる。
葉身は大きな三角状楕円形の盾状で、少し切れ込みがあり、
長い葉柄がある。
葉は水をはじくので、朝露などで水玉ができる。
葉柄は叢生し、その下に根塊がある。
根塊には子芋もできるが、あまり大きくはならず、
親芋が太く長くのびて、その上位の部分が地上にせり出してくる。
細長くて淡黄色の仏炎苞がでることがあり、
中に肉穂花序ができる。
タケノコのように長さ40〜60センチにのびてきた親芋を食用とする。
親芋は褐色の皮で覆われている。
肉質が緻密で、煮崩れしない。
宮崎県で多く作られ、県の特産品となっている。
マレー地方原産。
(2018/9/19)
葉裏は緑白色。
(2018/9/19)
葉柄は叢生し、サトイモより緑色が濃いように見える。
(2018/10/16)
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