タイヌビエ

田犬稗

単子葉、 イネ科、 ヒエ属、湿生、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.8〜1メートル
イヌビエ の変種で、葉の縁が厚くなって白い筋になり、直立しやすく、 葉が淡緑色である。水田などに生える。
小穂は淡緑色で、イヌビエより大きく、 芒のあるものとないものがある。 熟すと褐色になる。
イネの穂が出る前に穂を出し、稲刈りのときには実が落ちているので、 除去のむずかしい水田雑草である。

識別点:
 イヌビエ :小穂は約3〜4ミリで緑色、芒はないかあっても短い。
 タイヌビエ:葉の縁が白い、小穂は約5ミリで淡緑色、芒のあるものがある。

小穂は狭卵形。この個体では芒は短い。 (2012/10/6)


葉の縁は白くなって少し固い。(2012/10/6)


芒の長さはいろいろである。(2010/10/10)


芒の長い例。(2010/10/10)


花序枝はあまり広がらない。 (2012/10/6)


線形の葉が互生状に出る。 (2012/10/6)


葉舌は見えない。 (2012/10/6)


葉裏は緑白色。 (2012/10/6)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る