ステゴビル

捨小蒜、捨子蒜

単子葉、 ネギ科 (以前は ユリ科)、 ネギ属、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:15〜30センチ
秋に扁平な線形で長さ約30センチの根生葉が出る。 本州西南部ではそれは冬を越すが、 本州北部では冬に枯れて春にまた新な根生葉が出る。 いずれの葉も夏には枯れる。
葉が枯れると、高さ15〜20センチの花径が立ち上がり、 その先に薄い膜に包まれた花序が出て、 それが破れると白い花が5〜6個散形状に咲く。 花冠は6裂し、基部は合着して鐘状となっている。
果実は偏球形の玉が3個くっついた形をしている。
ネギの臭いは全然しなくて食用にならない(ので捨子蒜)。
絶滅危惧種。

(2017/5/20)


花は6弁で白い。(2016/9/28)


(2017/10/26)


葯は開き初めの花では黄色いが、時間がたつと黒褐色になるようだ。 (2017/5/20)


雄しべは6本ある。 (2017/5/20)


(2017/5/20)


果実は玉が3つくっついた形。(2015/9/29)


(2017/5/20)


果実ははじめ膜に包まれている。(2017/5/20)


葉は線形。 (2017/10/26)


葉の基部は赤みを帯びる。(2017/5/20)


花茎は長くのびる。(2017/5/20)


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