シロイトスゲ

白糸菅

単子葉、 カヤツリグサ科、 スゲ属、常緑、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:20〜50センチ
常緑であり、匍匐茎で叢生する。
葉は幅2〜3ミリの線形であり、 根元の葉は淡黄褐色の葉鞘に退化している。
直立する花茎に、雄性で棒状の頂小穂と、 雌性で細い円柱状の側小穂がつく。 柱頭は3個ある。 その下に小穂より長い苞がある。
果胞は無毛で、長さ約3ミリの長楕円形で、先が嘴状に突き出す。
オオイトスゲ とよく似ており、シロイトスゲはオオイトスゲの別名とする見方もある。

雄性の頂小穂は棒状で、雌性の側小穂には果胞が並ぶ。(2013/5/3)


(2013/5/3)


花穂は初めは緑色。(2012/4/21)


頂小穂は雄性。側小穂は雌性。 (2018/4/2)


(2018/4/2)


線形の葉が根生する。 (2018/4/2)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る