オオイトスゲ
大糸菅
単子葉、
カヤツリグサ科、
スゲ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:20〜50センチ
別名:シロイトスゲ
よく似た
イトスゲ
より雄小穂も雌小穂も大きい。
地下に匍匐茎があって叢生する。
茎には鈍い3稜がある。
茎は長さ30〜50センチあって直立する。
葉は長さ10〜20センチ、幅2〜3ミリの線形で、直立する。
根元の葉は淡黄褐色の葉鞘に退化している。
数本の小穂が間隔をおいて出て直立する。
頂小穂は雄性であり、長さ1.5〜3センチの棒状で、
淡褐色の雄しべが垂れ下がる。数個の側小穂は雌性であり、
細い円柱状で、果胞が密にならぶ。
側小穂の付け根からは苞が斜上する。
果胞は卵状長楕円形で、先にくちばし状の突起がある。
地域による差異がある。
地域差かもしれないものの1つを
シロイトスゲ
として記載している図鑑もあるが、オオイトスゲとの区別は明確でなく、
シロイトスゲをオオイトスゲの別名とする意見もある。
茎先に棒状の頂小穂があり、その下方に円柱形の側小穂が数個ある。(2017/4/17)
(2018/3/31)
(2018/3/31)
側小穂は雌小穂
側小穂の基部には線形の苞がある。(2014/4/12)
雌小穂が数個ある。
頂小穂は雄小穂
雄小穂から花粉が出ている。(2014/4/12)
(2011/4/17)
葉
シロイトスゲ
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