サフラン


単子葉、 アヤメ科、 クロッカス属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:秋〜冬 10月〜12月
高さ:10〜15センチ
クロッカス の近縁種で、 薬効のある長くて赤い雌しべがあり、 種子ができない点などが異なる。
寒さに強いが、高温多湿には弱い。 球形の根茎があり、 8月〜9月に日当たりと水はけの良い所に植え付ける。
葉は線状で、秋に束生してのび、春に枯れる。 葉には中心線に沿って溝がある。
10〜11月に花径が2〜3本立ち上がって、各茎の先に、 淡紅色の6弁で直径約8センチの漏斗状の花が単生する。 花の中心部は色が濃く、赤い雌しべが3裂して長くのびる。
果実はできないが、球根の脇に小さい子球ができて、 それを分離してふやすことができる。
雌しべをスパイスや香料、生薬として珍重する。
西南アジア、ヨーロッパ南部原産。

(2017/3/30)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る