オリヅルラン

折鶴蘭

単子葉、 クサスギカズラ科 (以前はユリ科)、 オリヅルラン属、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:約30センチ
多肉質の太い根が数本あって、水分を蓄えている。 乾燥に強いが、寒さには強くない。
線形の葉が根出状に生え、緑色で柔らかく、艶はない。 斑入りの品種もある(主脈の白いものや縁の白いものなど)。
細長い花径を数本のばして、その途中や先に白い小さい6弁花を1つずつつける。
花後に花柄の先に根と葉を数枚ずつもつ小さい子株ができて、 花柄はランナーとなり、それを切って移植すると、 新しい株ができる。
希に3稜のある刮ハのできることがあり、3裂して黒褐色で平たい種が出る。
熱帯アフリカ原産。



葉は根生状に出る。 (2008/12/25)


葉は中心線近くがくぼんで、断面はU字形となる。 (2008/12/25)


花とランナー。


花被片には、幅の広いものが3枚、狭いものが3枚ある。雄しべは6本。
3稜のある果実らしきものもできつつある。 (2013/7/5)


(2015/6/25)


ランナーが何本も出ている。 (2015/9/30)


ランナーからは根も出ている。 (2019/11/21)


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