クサヨシ
草葦
単子葉、
イネ科、
クサヨシ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:0.7〜1.8メートル
地下茎でふえて湿地に群生し、茎は直立する。
葉は長さ20〜30センチの線形で、柔らかくてざらつく。
長さ10〜15センチの細長い円錐花序に、
白緑色で扁平な小穂のついた短い枝をつける。
花序は最初円柱状で直立するが、やがて少し散開し、
実るとまた円柱状になる。
水質浄化能力がある。
近縁の
カナリークサヨシ
は、茎先の狭卵形の穂に、
白緑色で緑の線のある扁平な小穂を鱗状につける点などが異なる。
穂は直立する。
開花前は小穂が中軸に密着している。
(2009/6/13)
開花直前の穂。小穂は楕円形で扁平。
(2009/6/13)
開花して散開した穂。葯が出ている。(2010/5/30)
(2010/5/29)
花後はまた小穂が中軸に密着している。
(2017/6/29)
芒は見えない。(2015/6/13)
果実となっている。
(2008/10/16)
黒穂病で小穂が黒く細長くなることがよくある。(2015/6/13)
葉は柔らかい。
短い葉舌がある。
(2012/6/26)
茎も穂も直立する。
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