カナリークサヨシ

カナリー草葦

単子葉、 イネ科、 クサヨシ属、1年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:0.2〜1.2メートル
別名:カナリヤクサヨシ
茎は直立する。
葉は長さ10〜30センチの線形で互生し、 3〜5ミリある膜質の葉舌が目立つ。
茎先に長さ3〜5センチの狭卵形の花序を出し、 広倒卵形で扁平な小穂を鱗状に密につける。 小穂の外面を構成する苞穎は、 白緑色で緑色の筋がある。
種子が蛋白質と脂肪を多く含み、 カナリヤなどの小鳥の餌として 利用される。
地中海沿岸原産。江戸末期に渡来。
近縁の クサヨシ は、穂が細い円錐花序である点などが異なる。

穂は狭卵形。(2016/5/7)


苞穎は中心線近くが濃緑色、そのまわりは白緑色で、コントラストが強い。(2016/5/7)


出かかっている穂。(2016/5/7)


葉舌が長い。(2016/5/7)


節が膨らんでいる。(2016/5/7)


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