カゼクサ

風草

単子葉、 イネ科、 スズメガヤ属、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:50〜80センチ
別名:ミチシバ (チカラシバの別名でもある)
根は深く伸び、茎は根元から斜上して叢生し、踏みつけられてもまた 立ち上がる。
葉は長さ30〜40センチ、幅2〜6ミリの細い線形で、斜めに立ち上がり、 基部は葉鞘となり、葉鞘の縁に白毛が密生する。 葉は踏まれても傷つきにくく、乾燥すると内側に巻く。
茎先に円錐形の花序が直立し、花序枝が斜上して分枝し、 紫色で長さ6〜7ミリの小さい小穂を多数まばらにつける。 小穂には小さな尖った米粒状の小花が左右に並ぶ。 芒はない。
別名でミチシバともいうが、ミチシバは チカラシバ の別名でもある。

円錐花序に紫色の小さい小穂がまばらにつく。(2015/10/22)


(2015/10/22)


小花の柱頭は白い。 (2015/10/22)


葯は淡黄色。 (2015/10/22)


小さい小穂が多数つく。(2016/10/15)


(2010/10/6)


茎は叢生し、花序は細長い円錐形。


踏みつけに強い。


細長い花序枝が分枝して、その先に紫色を帯びた小穂をつける。(2014/9/22)


花期に群生したカゼクサによって草原が紫色を帯びる時がある。


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