カラスムギ
烏麦
単子葉、
イネ科、
カラスムギ属、越年性の1,2年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:0.6〜1メートル
別名:チャヒキグサ
茎は束生して直立する。
葉は長さ10〜25センチの線形で互生し、葉舌があり、無毛である。
茎先に長さ15〜30センチの円錐花序を出し、
間隔をあけて細い花序枝を輪生状に横にひろげ、
淡緑色の小穂を垂れ下げる。
小穂は長さ2〜2.5センチの紡錘形で、長い芒がある。
(よく似たマカラスムギ
(エンバク)は芒がないかごく短く、
カラスムギの栽培種とみなされている。)
種子が熟すと芒は途中で直角にまがり、
乾燥後に水分を含むとゆっくり回転する。
これを繰り返すことにより、
種子が土に潜り込むことがあるそうである。
http://tekuteku3po.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-c577.html
3か月ぐらいで成熟する。
家畜の飼料として使われる。
ヨーロッパ、西アジア原産で、有史以前に渡来した。
小穂は長い花序枝の先に垂れ下がり、小穂の本体と同じぐらいの長さの芒がある。
種子は黒褐色で細長い。(2017/5/31)
乾燥した芒は捩れており、水分を含むと捩れが戻る。
これによって芒が回転するので、種子が土に潜ることがある。(2017/5/31)
白い葉舌が明瞭。(2016/5/14)
葉耳もある。(2016/5/14)
(2016/5/14)
痩せ地では分けつ数も小穂の数も少ない。
茎は根元から叢生する。
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