カニツリグサ

蟹釣草

単子葉、 イネ科、 カニツリグサ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:40〜70センチ
地下茎は短く、茎は束生する。
葉は長さ10〜20センチの線形で、茎の下部に多くつき、 上部ではまばらになる。上部の葉の裏は無毛であるが、 下部の葉では毛が多い。
茎先に長さ10〜20センチで先の垂れる細い円錐花序を立て、 長さ6〜8ミリの小穂をつける。 小穂は長い芒をもち、光沢があって、熟すと黄褐色になる。 芒は乾燥すると、外側に反り返る。
カモジグサ に似ているが、全体に柔らかく、花序が細く、 花穂は毛が多くて黄褐色になる点が異なる。

(2013/5/3)


芒が長い。


熟すと黄褐色になり、芒が外側に曲がる。 (2018/5/24)


茎は少しだけ這ってから立ち上がる。 (2018/5/24)




葉耳。 (2018/5/24)


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