カマヤマショウブ

蒲山菖蒲

単子葉、 アヤメ科、 アヤメ属、球根植物、夏緑、耐寒性、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:30〜60センチ
アヤメ に似ているが、花径が葉よりも高く突き出し、花の色が濃く、 外花被片の幅が広いことなどで区別できる。
比較的乾いた場所に生える。 斜めに伸びる根茎から葉が束生する。
葉は細い剣形でややねじれ、主脈は目立たない。 根元は鞘状となって赤みを帯びる。
直立する花茎の先に濃い青紫色の花を数個つける。 内花被片3枚はへら形で直立し、 外花被3枚は長さ6センチほどで、横に開いて先が垂れ下がり、 基部に網状の模様がある。
長楕円形の刮ハを上向きにつけ、熟すと先が3裂する。
中国東部、朝鮮半島原産。

花径が葉より高く付きだす。(2016/5/5)


アヤメより花の色が濃く、外花被片が幅広。(2016/5/5)


葉は細い剣状で、ややねじれる。(2015/5/6)


蕾。


花は濃い青紫色。(2016/5/5)


外花被片に編み目模様がある。(2016/4/29)


網目模様を半分覆う形で、青紫色の花柱がのびる。 (2016/4/29)


長楕円形の刮ハができる。(2016/7/28)


刮ハは秋に上端が3裂する。(2016/10/20)


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