ホソバヒカゲスゲ

細葉日陰菅

単子葉、 カヤツリグサ科、 スゲ属、常緑、多年草。 用語説明
花期:春 4月〜6月
高さ:約30センチ
別名:ヒメヒカゲスゲ
ヒカゲスゲ に似ているが、葉がもっと細い。
茎や葉は叢生し、大きな株をつくるが、匍匐茎は出さない。
葉は幅0.5〜1.2ミリと細い。 基部に赤褐色の葉鞘がある。
春に長さ3〜6センチの花径が立ち上がり、葉より低い花穂をつける。 茎先の頂小穂は雄性で小さい棒状、 互生する側小穂は雌性で短い穂に互生する。 いずれの小穂にも赤褐色の鱗片がある。 苞は鞘状に退化していて白い。
果胞は長さ約3ミリの楕円形で、緑色で短毛が密生している。 中に褐色の楕円形のそう果がある。

(2017/3/30)


頂小穂は雄性、側小穂は雌性。(2017/3/30)




(2017/3/30)
葉は幅0.5〜1.2ミリと細い。(2017/3/30)


大株となる。 (2018/6/19)


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