アワ



単子葉、 イネ科、 エノコログサ属、1年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:1〜2メートル
大型のエノコログサに似ていて、 水はけのよいところを好む。
5月〜6月に種をまくと、約2か月で穂が出て、 その後40日ぐらいで収穫できる。
あまり分けつしないで、1株から1,2本の茎が直立し、 それが伸びるにつれて広線形の葉が次々と十数枚 互生状に出る。 葉はやや固く、葉耳はなく、葉舌に粗毛がある。
茎先から円柱形の総状花序が出て、短い小穂が円柱状に 隙間なく並ぶ。 芒は短い。 小穂には直径2ミリぐらいの球形の種子が数十個つく。 種子がみのると淡黄色になり、花序が湾曲して垂れ下がる。
病害虫の心配は少ないが鳥害を受けやすい。
イネ にくらべ、カルシュウム、マグネシュウム、カリュウム、鉄などが多く、 以前は重要な食糧であった。





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