ヤクシソウ

薬師草

双子葉、合弁花、 キク科、 オニタビラコ属、舌状花のみ。2年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜11月
高さ:0.3〜1.2メートル
1年目はロゼット状で生育し、2年目に花茎を立てて花を咲かせる。
茎は細くてよく分枝し、赤紫色を帯びることが多い。
根生葉は長い柄のあるさじ形であるが、花期には枯れる。
茎葉は互生し、長さ5〜10センチの長楕円形で浅い鋸歯がある。 葉の基部は後ろに耳状に張り出して茎を抱く。
枝先に舌状花のみの直径約1.5センチの黄色い頭花が散形状に付く。 花弁の先は浅く5裂する。 総苞は暗緑色の筒形であり、花後に下部がふくれ、下向きとなる。
果実は長さ2.5〜3.5センチのそう果で、種子は黒褐色で細長く、白い冠毛がある。
葉などを傷つけると白い乳液が出る。



舌状花のみの黄色い頭花が散形状に付き、花弁の先は浅く5裂する。


花柱が長く突き出し、先が2裂する。舌状花は12〜13枚ぐらいある。 (2018/10/27)


総苞は筒形で、総苞片は細長い。 (2018/10/27)


蕾や花の時は上を向き、花後は下を向く。(2016/11/9)


葉の基部は後ろに耳状に張り出して茎を抱く。


茎は赤紫色を帯びることが多い。

蕾は円筒形で、稜がある。(2009/9/19)


蕾(2016/10/10)


花後に総苞の基部が少し膨らむ。(2010/12/4)


そう果が熟すと冠毛が現れる。


茎は細長くて、よく分枝する。 (2015/10/22)


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