ヤーコン
双子葉、合弁花、
キク科、
スマランタス(smallanthus)属、筒状花と舌状花をもつ多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:1.5〜2メートル
肥大した塊根をもつが、それだけでは芽が出にくく、
塊茎の芽がついていないと発芽しにくい。
塊根は夏から晩秋にかけて肥大するが、
霜にあたると地上部が枯れる。
塊茎には芽がいくつもあり、その各々から太い茎が出て直立し、
ほとんど分枝しない。茎や花柄には細毛が密生する。
葉は直径約20センチの大きな心形〜卵形で、あらい鋸歯があり、
毛がある。葉柄に翼があって、葉は対生する。
茎先に花柄を数本出し、
舌状花と筒状花がともに黄色い直径約4センチの花を咲かせる。
果実はそう果であるが、通常は根茎で殖やす。
肥大した塊根はサツマイモに似ているが、
澱粉でなくフラクトオリゴ糖を含む点が異なり、
食べるとシャキシャキした感じがする。
乾燥と寒気を避ければ、翌春まで保存できる。
アンデス地方原産で、1980年代に渡来(1970年代にも来たが根付かなかった)。
花の形はヒマワリに似ているが、小さい。
そう果らしきものができるが、発芽能力はなさそうで、根茎でふやす。
(2015/11/21)
茎や花柄には毛がある。
葉は大きな心形で、波状鋸歯がある。
(2015/7/2)
葉柄に翼があり、茎を抱いて対生する。
(2017/10/9)
葉にも毛がある。
(2014/10/3)
茎は直立して高くのび、枝分かれしない。
茎は太くて固い。(2015/11/21)
芋(食用)。
種芋(赤みを帯びた部分から芽が出る)。
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