ウツボグサ
靭草
双子葉、合弁花、
シソ科、
ウツボグサ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:10〜30センチ
別名:カコソウ(夏枯草)
基部から地を這う枝を出して群落を作る。
茎は直立し、断面が四角形で、細毛がある。
葉は長さ2〜5センチの長楕円状披針形で、対生する。
茎の先に長さ3〜8センチの短い花穂を出し、紫色の唇形の花を密生させる。
花後に花穂に密生した褐色の閉じた萼の中に4分果ができる。
花期のあと、地を這う枝を四方に出し、先端が翌春の株となる。
花穂は矢を入れる靫(うつぼ)に似ているとされ、花が枯れても立っている。
果実は4分果。
アジア東部の温帯地方で、日当たりの良い山地などに自生。
シマカコソウは、小笠原諸島に生育する絶滅危惧種。
Photo by H. O. (1998/7)
紫色の唇形花が密生する。葉は長楕円状披針形。
(2015/7/2)
(2015/6/15)
唇形花の上唇は兜状にかぶさり、下唇の縁は細かく浅裂する。
(2018/5/19)
(2016/7/27)
蕾。(2015/6)
果実は4分果。(2016/7/27)
種子は黒くて丸い。(夏に枯れているので夏枯草(カコソウ)?)
(2015/7/2)
(2015/10/8)
枝が四方に張り出す。
群生する。
茎は長くのびる。葉が赤くなることがある。(2015/6/15)
シマカコソウ(絶滅危惧種)-- 小石川植物園にて
(2019/11/29)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る